コンバージョンをWEB上で測れないときはどうしたらいいのか

結構、苦戦している命題なのでちょっと本気で考えてみます。


WEBサイトを運営する上で、担当者がもっとも神経を尖らせている数値というのはやっぱり「コンバージョン数」だと思います。
「コンバージョン」っていうのは「成約」のこと。WEBサイトで、商品の購入や資料請求、見積もり、申し込み、会員登録などなどの行為をお客さんがしてくれたとき、「コンバージョンした」って言います。
多くのWEBサイトでは、商品を購入した直後に表示される「サンキューページ」のようなページの閲覧数を測って「コンバージョン数」を割り出しています。


じゃあ、「コンバージョン」がWEB上にない場合、つまり、「サンキューページ」が存在しない場合はどうしたらよいのでしょうか。たとえば、そのサイトの目的が、お客様にお店(実店舗)に来てもらうことだったり、イベントに参加してもらうことだったりしたら?
・・・実はこれ、今ほんとに悩んでる部分だったりします。


今考えてる解決策は以下。

  1. むりやりサンキューページを作ってしまう
  2. 実店舗やイベント会場でアンケートを取る
  3. WEBサイトを見た人だけが使える特典を用意する


1.
たとえば店舗の詳細ページや、アクセス地図の印刷用ページなんかを、「ここさえ見てくれればこのサイトの目的は果たした」とみなして、コンバージョンページにしてしまう。
けど、これでは、「ほんとに来てくれたのか?」はちょっとアヤシイ。とくに来店者にリピーターが多いタイプのお店の場合(スーパーとかコンビニとかですかね)、わざわざ店舗の詳細ページなんか見ないでも来店できちゃいますよね。


2.
来店者や来場者に、何を見て来店したのかアンケートを取る。
これは情報としては正確かもしれないけど、小さなお店や短期のイベントならともかく、一日にたくさんのお客様が来店されるような店だと、とても全員に聞いて周るようなことはできない。


3.
WEB専用のクーポンなんかを発行して、その利用数を集計する。
この方法は、「クーポンがあったから来ました、無かったら来ないよ」ってお客さんもかなり含まれそうで、正確さに疑問を感じちゃいますね。




3つの方法のうち、もっとも「正確そうな」のは2番でしょうか。で、もっとも「かんたん」なのは1番。
3番は、来店の動機付けのために行うなら良いのですが、今回の命題は「コンバージョン数を測定したい」なのだから、余計なフィルターがかかってそうな方法は除外したいところです。
結局のところ「これ!」という結論にはまだまだ至りません・・・。いろいろと試してみるほかないかな。