Yahoo!のインデックスアップデートで上位から消えたっぽい
2月25日のYahoo!検索スタッフブログで、インデックスアップデートが発表されています。
Yahoo!検索において、Yahoo! inc.が開発しているウェブサーチエンジン「Yahoo! Search Technology (YST)」のインデックスのフルアップデートを開始しました。
運営してるサイトでも、おそらくこのインデックスアップデートが原因?と思われる変動がありました。
・・・というか、じつは表示順位が変動したかどうか、本当のところよく分からないのです。
上位から消えたと思われるキーワードは、「社名」なのですが、お恥ずかしい話ながら、あるビッグワードのSEOばかり追いかけていたために、「社名」というキーワードにはまったく注意を向けていなかったのです。
で、ある日アクセス解析を見ていたら、Yahoo!からの訪問が、この日近辺を境にガクッと減っていて、異常事態に気づいたというわけです。どれくらい減ったかというと、ざっと3分の1くらいになってしまいました。
具体的な現象は、こんな。
まず、ウチで運営しているサイトはこんな感じのドメイン構成になってます。もちろん社名はすべてのサイトのサイト名・タイトルに入っています。
- www.AAA.com
- www.AAA.com/directoryA/
- www.AAA.com/directoryB/
- subdomainA.AAA.com
- subdomainB.AAA.com
- www.BBB.com
- subdomain.BBB.com
このうち、「www.AAA.com/directoryB/」のサイトのみが、検索結果の1ページ目からはじき出されてしまっているようなのです。
ちなみに今現在は「www.AAA.com」が1位、「www.AAA.com/directoryA/」が2位です。
「subdomainA.AAA.com」「www.BBB.com」「subdomain.BBB.com」も1ページ目に表示されています。
よく本やSEOのサイトなんかに「Googleでは、ある検索クエリに対し、同じドメインからは2ページしか表示されない」と書いてあります。
それが正しいならば、このドメイン構成でいくと、「www.AAA.com」のドメインからは2ページしか表示されません。そして、実際に以前から、Googleでは「社名」で検索すると「www.AAA.com」からは2ページしか表示されないという状態でした。表示されるページはその時々によって違うのですが、今は「www.AAA.com」と「www.AAA.com/directoryB/」が上位表示されています。
もちろん、「同じドメインからは2ページ」というのは、Googleの話。Yahoo!でもそんな決まりがあるのかは寡聞にして知りませんが、今、この状況で、考えられる原因があるとすれば、ドメインが一番の有力候補なのです。
実はYahoo!対策をしっかりしようと、「www.AAA.com/directoryB/」をYahoo!ディレクトリに登録したり、サイトマップを送信したりもしていたのですが、それはインデックスアップデートより前の話だし、どちらも掲載順位にマイナスの影響が出るとは考えにくいですよね。サイトマップはちゃんとメンテしてるし・・・。もちろん、サイト内部のソースをいじったりもしていませんし、ペナルティになるようなこともしていない・・・と思います。
とりあえず、「ドメインが原因のような気がする」、というだけでは、そうカンタンにドメインを変えることができないので、しばらくは様子を見るつもりです。けど、もう2週間近く元に戻らないということは、このまま行きそうな気がしています。
Googleでは上位表示されているし、「www.AAA.com/directoryB/」が出なくてもさほどクリティカルな問題ではないので、あわてる必要もないのですが、ちょっとしょんぼりしてしまいます。