IE6について最近気づいた事と、ブラウザ別のアクセス解析は面白いということ。


あるサイトのアクセス解析を見ていて、いまさらながらに気づいたこと。
『IE6ユーザーの訪問は土日に激減する。』
もともと土日のアクセスが少なくなる傾向があるサイトなのですが、他のブラウザにくらべて明らかに土日が少ないです。平日の3分の1くらいになります。


IE7、8やFirefoxのユーザーは、土日は2割減くらいです。IE8は正式リリース前はむしろ土日の方が訪問者が多かったくらい。


1サイトだけのデータなんで、憶測でしかないのですが、「今、IE6を使っているユーザーの多くは、会社からのアクセス」なのじゃないのかなと。会社のPCが古くてIE6が動かないとか、新しいソフトのインストールが禁止されているとか、一番ありそうなのは「社内システムがIE6でないと動かない」とか(笑)


そう考えると、平日の昼間にビジネスマンが覗くことを想定しているようなサイトでは、いくら古くて、早く対応をやめたいと思っていても、やはりIE6対応はまだ必要なのかもしれません。
「IE6でしか動かない社内システム」(我が社にもあります/笑)さえなくなれば、もっとIE6のシェアは低くなってくれそうな気がしますが。


ちなみに、コンバージョン率も、ブラウザ別でかなり差が出ました。
今まであんまり気にしていなかったけど、これからはターゲットブラウザの選定のときにも、コンバージョン率とか多少見ておいたほうが良いかもしれない。
ブラウザ別のアクセス数はよく見ても、ブラウザ別のコンバージョン数とか見ていなかった。反省。


利用ブラウザとか毎日は見ないデータでしたが、今回じっくり解析してみて、利用するブラウザによってアクセスの傾向に違いがあるので面白いなと感じました。今後はじっくり見るようにしよう。