出版業界のツイッター利用状況まとめ
えーと、やるやるといっていた出版関係のツイッターアカウントの数値まとめやってみました。
やってみたらあんまり面白いデータではなくなっちゃったんですが、もしあなたがどこかの企業の担当で、えらい人に「君、わが社のツイッターは競合にくらべてどうなのかね」とか言われたりしたら使ってみてください(笑)
ちなみに集計は3/5に、データはツイッターのAPIをExcel VBAで叩いて集計しました。集計対象のアカウントはこちら。
相変わらずこ汚くてすんません。
まずアカウントの作成日です。作成日なので、必ずしもつぶやきの開始日ではありません。
見てみるとちょうど10月と1月に増えていますが、10月には「ツイッター 140文字が世界を変える」が発売、1月には「週刊ダイヤモンド」にツイッター特集が掲載されました。
テレビの特集もこのころ多かったと思います。たぶん。
ツイート総数は100〜499が圧倒的です。しかし、驚くべきことに10000以上もツイートしているアカウントがあります。そのアカウントとは・・・(答えは記事の最後で!)
フォロワー数は数百人規模が最も多いです。10000以上のフォロワーをかかえるのは、国内アカウントではほとんどありません。
詳細に分析してみたわけではないですが、データを眺める限り、大手の書店チェーンや、中堅出版社は、だいたい3000〜5000くらいの間に収まってる気がします。
一転、フォロー数は少な目です。同じチェーン内とか、取引関係のある会社だけをフォローしているアカウントも多いですね。
そして各数値の上位5アカウント(海外アカウントを除く)です。
数値は出していいかちょっと迷ったので伏せておきます。それぞれのアカウントページを見てみてくださいね。
ツイート数
1 |
横芝光町立図書館 |
lib_yhikari |
---|---|---|
2 |
平凡社 |
heibonshatoday |
3 |
gihyo.jp |
gihyojp |
4 |
笠間書院広報室 |
kasamashoin |
5 |
iPod Fan編集部 |
iPodFanEdt |
フォロワー数
1 |
サイゾー |
cyzo |
---|---|---|
2 |
週刊ダイヤモンド編集部 |
diamondweekly |
3 |
ブブカ編集部 |
BUBKA_henshuubu |
4 |
コミックナタリー |
comic_natalie |
5 |
ヴィレッジヴァンガードONLINE |
vgvd |
フォロー数
1 |
週刊ダイヤモンド編集部 |
diamondweekly |
---|---|---|
2 |
ブブカ編集部 |
BUBKA_henshuubu |
3 |
TSUTAYA |
shop_TSUTAYA |
4 |
週刊アスキー |
weeklyascii |
5 |
MdN通信 |
MdN_tsushin |
以上。大してオチもなくてすみません・・・。
個人的にはもう少し図書館のアカウントも増えたらなあと思ってます。
正直、新刊情報は書店や出版社でお腹いっぱいなので、図書館でしか読めないような古い本の話とか、効率的な資料のさがしかたとか、公共図書館なら、地域に関連した情報とか、そういうのをつぶやいてくれたら読書の楽しみが広がるかも。
版元ドットコムの書誌情報APIがなんかかわいい
2/24から、版元ドットコムでWeb APIの提供が開始されています。
http://www.hanmoto.com/diary/2010/02/24/477/
仕様
http://www.hanmoto.com/news/2010/02/19/hanmotocom-webapi/
早速サンプルを見てみたのですが、目次や内容紹介のデータも充実していますね。版元ドットコムから提供される書誌情報は、版元ドットコム会員の出版社のもののみなので、AmazonのAPIの代わりには使えないとは思いますが、AmazonのAPIでは内容紹介が足りない本の場合はこちらも利用してみると良いかもしれません。
ちなみにこちらがレスポンスのサンプルですが
http://www.hanmoto.com/api/Operation=ItemLookup&ItemId=978-4-7808-0142-2&enc=UTF-8
タグ名が若干かわいいです。
Excel VBAでGoogle Analytics APIを利用する
Google AnalyticsのAPIをExcel VBAで利用するためのライブラリを公開している方がいらっしゃいました。
個人事業主のつぶやき − GAPI4Excel
http://d.hatena.ne.jp/toshiyuki_saito/20091020/1255995932
サンプル
http://d.hatena.ne.jp/toshiyuki_saito/20091117/1258468046
Google Analytics 仕様書
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/
私は簡単なレポートの場合はPDFエクスポートで済ませることもあるのですが、実際の仕事では、もっと細かく解析したい、アクセス解析以外のデータ(売上げデータなど)と照らし合わせてみたいという場合も多く発生します。そういうときには、やはりExcelで計算することになります。
いままでも、Google Analyticsの管理画面からデータをエクスポートして、集計するVBAを組んでやっていましたが、データの種類が多くなるとこのエクスポートがものすごく面倒なのです。
なので、Excelから直接APIを叩いてXMLを取得できれば、かなりの手間が省けます。
また、APIでは、プロファイルに設定していなくても、その場でsegmentを設定することもできるので、1回の解析のためにアドバンスセグメントを作ったりする手間も省けそうです。
すばらしいライブラリの作者さんに感謝です!
出版関係のtwitterアカウントをまとめてみた。
[更新記録] (2010/3/5 色々追加)
ひさしぶりに更新。
表にしてみました。少し見やすくできたようなそうでもないような。
このリストを公開してから、色んな方に、「○○社もツイッターを始めているよ!」という情報をいただいてます。ここではお名前は出しませんが、ご協力いただいたみなさまに感謝いたします!
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出版関係の企業のtwitterアカウントをまとめてみました。アカウントを探しているうちに整理する気力がなくなり、こきたないリストになってしまってすみません。すでに誰かがやっているかもしれないのですが、自分用もかねて作りました。
こうしてみると、同じ出版業界でも、各社のつぶやきの内容に個性が現れてきて面白いですね。
図書館関係ももう少しまとめたかったです。他にもこんなのあるよ!ってのがあればコメントください。
[リスト]
すべて/書店/オンライン書店/出版社/雑誌・本/図書館/その他
ここにアカウントを追加してほしいという企業の方、あるいはこんなのあるよ!というタレコミ、あるいは削除して欲しい、という連絡はこちら(@niemands)まで。
書店/オンライン書店
出版社
雑誌・本
図書館
名前 |
ユーザー名 |
---|---|
JLA/日本図書館協会 映像事業部 |
JLA_EIZO |
アカデミーヒルズ |
academyhills |
エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館) |
Llibraryosaka |
げんきな代々木図書館 |
genkina_yoyolib |
横芝光町立図書館 |
lib_yhikari |
郡山女子大学図書館(実験中) |
LibKGC |
国立国会図書館関西館図書館協力課 |
ca_tweet |
山中湖情報創造館 (図書館) |
lib_yamanakako |
全国図書館大会U40プレミアセッション |
f_librarian |
日本図書館協会/JLA |
JLA_information |
武蔵野大学図書館 |
mu_lib |
米沢嘉博記念図書館 |
yone_lib |
宝塚メディア図書館 |
medialib |
その他
名前 |
ユーザー名 |
---|---|
asahi_book |
asahi_book |
hon.jp DayWatch |
honjpDayWatch |
honza_news |
honza_news |
コミックナタリー |
comic_natalie |
ジャパンナレッジ |
JKstaff |
ブクログ〜ウェブ本棚サービス |
booklogjp |
ブックス |
BCCKS |
一箱古本市 |
hitohako |
週刊読書人 |
Dokushojin_Club |
食べレコ |
tabereco |
新刊JP編集部 |
sinkanjp |
版元ドットコム |
hanmotocom |
復刊ドットコム |
fukkan_com |
文学フリマ事務局 |
Bunfreeofficial |
編集会議 |
henshukaigi |
本屋大賞 |
hontai |
IE6をいじめるな
IE6撲滅キャンペーンが実施されとるそうです。
IE6は2001年にリリースされ、Microsoftから後継バージョンのIE7、IE8がリリースされているにもかかわらず、今なおかなりのシェアを占めている。NetApplicationsの調査によると、7月のIE6のシェアは27%に上った。このためWeb企業はIE6に対応せざるを得ないが、「IE6対応は難しく、いら立たしい作業で、過度に時間を取られる。さらにIE6は最近のWeb標準をサポートしていないため、開発者ができることに制約がある」状況に苦労しているという。
IE6 No Moreは、IE6ユーザーにブラウザのアップグレードを呼び掛けることで、できるだけ早急にIE6ユーザーをなくすことを目指している。
すみません、タイトルは、言ってみたかっただけです。
このニュース、Yahooニュースでは、一般ユーザーからの「何使ったってこっちの自由だろが!」という反発コメントも多いよう。
まあ、そりゃユーザーの立場からしてみればそうだよねと、思う。
ユーザーにとっては、IE6を使っていてもWEBサイトが「ふつうに見える」のは自然なのだし。
制作の立場とすれば、コーディングの作業なんかしてると、「ちょっとここに隙間あけたいだけなのにIE6のマージンのバグのせいでこんな複雑なコードに・・・!」と憎たらしく思い、「もうMSなどつぶれてしまえ」と呪詛を吐きたくなることなんてしょっちゅうですが、かといってユーザーに「最新のブラウザにしてよ」とは、言えない。いろんな事情があるだろうし。
そもそも自分がそういわれたらどうだろう? 私は天邪鬼だからきっと「ぜったいにアップグレードしねー!」とむしろかたくなになると思う。北風と太陽。
私の友人に、いまだMacのIEを懐かしむMacユーザーがおります。彼女は「泣く泣く」Safariを使っているそうです。さらに機種が古いためYoutubeやニコ動やYahoo動画(←なんかしらんが私のまわりではYahoo動画が人気)も見られないとのこと。
彼女いわく、「どうして古いブラウザがすぐにサポート終了しちゃうの? 意味わかんない! 使う側のことを考えてない!」
私の立場からすれば「MacIEとかまじ勘弁」なわけなんですが、激怒する彼女に向かって「いやあそれはあなたが out of date なのよ」とは口が裂けても言えない。
だってね、彼女は、ほんとうのところはYoutubeなんか見たいと思っていないんだよね。Yahoo動画は以前見ていたけど、「見なきゃ見ないでどうともない」ということだそう。ネットにどっぷりつかった人間にはわからないけど、多くの人は、ネットなんかなくたって大して困らないし、高機能である必要なんかどこにもない。「あれば使う」くらいのもの。
「ネットごとき」に手間かけているヒマなどないんです。
にしても、こんなキャンペーンを大々的にやったら、一般のユーザーには反発くらうだろうと思わなかったんだろうか?
反発くらってでも訴えたいという捨て身の策なのか、それともこういうふうに訴えればユーザーが快くアップグレードまたはブラウザの乗換えをしてくれると本気で思ったのか。もし後者だったら、サイト制作者とユーザーの感覚との乖離のほうにこそ、危機感を感じてしまいますが・・・。
Amazon Product Advertising APIなんてこのやろう(ときには諦めも肝心とゆー話)
8/15から、Amazon Web ServiceがProduct Advertising APIという名称に変更になって、HMAC SHA256での署名が必要になる・・・というのはもうすでにAWSユーザーにはおなじみですが・・・。
https://affiliate.amazon.co.jp/gp/advertising/api/detail/main.html
私はExcelのVBAでAWSを利用していて、もうかれこれ2ヶ月ちかく、対応のためにふらふらがんばりましたがどうしてもVBAでの対応方法が分かりません。
いろいろ考えたんですよ、dll使おうかなとか、こんなかんじのプロキシをどっかにおこうかなとか。けど動かなかったり、事情があってWEB上にアプリをカンタンに置いたりできなかったり。
いろいろいじって、SHA256だけはdllつかってどうにかなったのですが、HMAC部分やBase64あたりがどうしてもできなくて・・・。
ザセツしました。諦めました。VBAでの対応はしません。
そもそも私、根っからのプログラミング音痴で、最近になってようやく苦手意識を克服したくらいのレベルな人間なのですよ・・・。できると思うほうが甘かった。最初から手をつけなきゃよかった。
JavaScriptで作っていた個人用アプリもあって、こちらは以下のサイトを参考にさせていただいて対応できました。自力ではBase64のあたりがどうしてもわけが分からなかったのでほんとうに助かりました。
http://lastoneofthezodiac.blog38.fc2.com/blog-entry-5613.html
この数ヶ月(ってもほとんど放置してたけど)この署名がらみでいろいろ勉強してみて思ったんですが、ほんと私ってプログラミング素人さんだなと。
2進数がどうのとか16進数がどうのとか、さっぱり分からなくて、「基礎」がないんだと痛感しました。
いままでは特定の言語の入門書でまず勉強してたんですが、そうしていることによって、言語以外の部分の基礎、なんていうのかな、どの言語やるにしても知っておかないといけない部分みたいなのが抜け落ちてしまったのかもしれません。
デザインやイラストでいうならデッサンをやらずにいきなりPhotoshop使い始めちゃったような状態。
なんかもっと本当に基礎ってところから、本を読んで勉強したほうが良さそう。
別にプログラマーになりたいわけじゃないけど、やっぱりデザイナーも少しくらい書けて当然みたいな空気もあったりなかったりなので、最低限の知識くらいは。やはり。
さよならXHTML
W3CがXHTML 2の策定打ち切りを決定、HTML 5の標準化に注力へ
http://www.computerworld.jp/topics/browser/154169.html
すみません、勉強不足でした、今知りました。
XHTML2の策定が打ち切りとのことで、さんざん振り回しといて何よという気もしなくも無い。これだからW3Cは嫌いだよ。
たぶん、WEB制作にかかわっている人の多くは、XHTML2よりHTML5に期待をしていただろうし、今後乗り換えていくならそちらのほうだと考えていたんじゃないかと思うので、そちらのほうの流れが加速するのは歓迎かもしれないです。こころおきなくHTML5を勉強できる・・・(つか、しないと)
ちなみに私はあまりこのへんの知識が豊富なわけではないのですが、XHTMLを学ぶときに、従来のHTMLとどう違うか、というのを、「将来的にXML的な使い方ができる」みたいなことを読んだ気がするのですが、結局そのあたりはどうなっていくんでしょう。
記事中には、こんなこと書いてありますけど。
XHTML言語に関する取り組みは打ち切られるが、W3CはHTML 5のXML形式化を計画しており、その作業はHTMLワーキング・グループで行われる見込みだ。
ま、将来の展望は識者におまかせしましょう。